14年間の最後の日に。
7月14日
いまだに実感が湧かないまま、ここまできた。
発表から3ヶ月。
嘘なんじゃないか。そんなことばっかり考えて現実から目を逸らしてきた。
正直さみしいし、いなくなって欲しくないから。嫌だから。
私が好きだった関ジャニ∞は、最初から7人だったので、7人の時代しか知らないが、ずっとそこには渋谷すばるの歌があった。真ん中で、いつも魂が震えるような、歌を歌う渋谷すばるがいた。
「宇宙に行ったライオン」の、「初めて得た仲間に」のところで、メンバーの方を見て、メンバーを指して歌う人だった。
ソロで色々な場に出た時も、「関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」って言う人だった。
間違いなく関ジャニ∞を愛している人だった。
それは、先週の3日間の生放送でも伝わってきた。
どの番組の時も、歌いながら、目に涙を溜めていた。溢さなかったけれど、ずっと目に涙を溜めて。
あんな顔をするなら、辞めなければいいのに。そんなことも思った。けれども、「今」の歌詞のように、「いつまでもここにいたけれど 旅立つ夢を見てしまった」のだろう。
渋谷すばるにとって関ジャニ∞は、大切で、大好きな場所だったと思う。それは見ていてわかる。
でも、彼自身が旅立つ夢を見てしまった時、すぐに自分の夢を追いかける決断ができ、伝えられたのは、信頼している仲間たちが周りにいたからだろう。
「6人の関ジャニ∞をよろしくお願いします。」
彼は先週放送されたラスト出演番組で何度も口にしていた。
その中に渋谷すばるはいないと思うと、正直寂しかった。でも、彼が関ジャニ∞が大好きで、信頼しているのが分かったことは嬉しかった。
すばるくん。
14年間、関ジャニ∞としての活動お疲れ様でした。私の青春を支えてくれた関ジャニ∞にはいつも貴方がいました。たくさん勇気をくれてありがとう。たくさんの幸せをありがとう。関ジャニ∞の渋谷すばるに出会えてよかったです。貴方はたくさんの人を幸せにできる人です。素敵な人です。だから今貴方が選んだ道を、寂しいけれど、応援しています。
新たなスタートおめでとうございます。
君に幸あれ。